HOME »  ママのミカタ、コドモのミカタ »  健康相談室 »  秋から冬にかけて子どもの肌がカサカサに。乾燥肌はどうすれば防げるでしょうか?

川原先生の回答
乾燥肌の予防は、生まれつき持っている保湿因子を落としすぎないことが大切です。
乾燥してしまったら、保湿剤を使いましょう。

カサカサ、かゆみは保湿成分が減るため

皮膚は、表面がある程度の水分を含むため「モチモチとしたうるおい」があります。皮膚がうるおうのは、生まれつき持っている保湿成分によって、水分が蒸発しすぎないためです。保湿成分には、毛穴から出る皮脂などの「皮脂膜」と角質(皮膚の一番表面にある膜のようなもの)の間にある油分「細胞間脂質」、水分を保つ成分「天然保湿因子」があります。これらの保湿成分が減ると、体内の水分が逃げ出してカサカサしてかゆくなります。

有効な対策で肌を乾燥から守ってあげて

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肌表面の断面図。上が健康な肌、下が乾燥した肌。

乾燥肌を防ぐには、1. 保湿成分を減らさない 2. 保湿成分を表面から補う―の2つの方法があります。1のためには、まず入浴方法を再チェック。石鹸はよく泡立てて、あかすりやスポンジでこすることは避けましょう。硫黄入りの入浴剤も皮膚の乾燥がひどくなることがあります。また、部屋の空気が乾きすぎるのも良くありません。エアコンの空気は乾燥しているので、直接肌に当てないようにしましょう。2の方法としては、保湿剤(ローションやクリームなど)を塗るのが最も確実な方法です。お子さんが乾燥肌の場合は、ひどくなる前に、カサカサした肌に塗ってください。入浴後に塗るのが最も効果的です。

ひどくなって赤いプツプツや小さいかさぶたができる湿疹(アトピー性皮膚炎や小児乾燥型湿疹など)に進むと、保湿剤だけでは良くならないので、皮膚科医に相談してください。

川原 繁 先生

川原 繁 先生

金沢赤十字病院 皮膚科部長
金沢大学医学部卒業。国立金沢病院皮膚科医長、国立病院機構金沢医療センター皮膚科医長、近畿大学医学部皮膚科准教授などを経て、平成23年4月より現職。

先生紹介(最新記事)

すや たずこ 先生

すや たずこ 先生

金沢福祉専門学校特別講師 金城大学非常勤講師 いしかわ子育て支援財団の高度専門人材バンク登録講師 資質向上総合講座「母音(もね)の会」主宰
保育園に30年勤務し、その間20年間園長を勤める。現在は金沢福祉専門学校、金城大学で後進の指導の傍ら、ママと子どものために奮闘中。
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米川 祥子 先生

米川 祥子 先生

金城大学短期大学部 幼児教育学科講師
金沢大学大学院学校教育専攻(教育心理)修了。平成12年臨床心理士資格取得。富山県スクールカウンセラー、高岡市幼児相談員、心療内科カウンセラーを経験し、平成15年より現職。現在、大学の学生相談や県・白山市の教育相談も担当している。専門分野:カウンセリング・発達心理学。担当授業:発達心理学・心理学。

嶋 浩人 先生

嶋 浩人 先生

しま矯正歯科 院長
新潟大学歯学部卒業、金沢医科大矯正歯科学教室を経て、2004年から現職。矯正歯科専門医。

米谷 博 先生

米谷 博 先生

芳珠記念病院 小児科医長
2002年福井大学卒業後、同大学小児科学教室を経て、2014年4月より現職。日本小児科学会小児科専門医、日本小児神経学会小児神経専門医。

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